保育にもっと質問力を!!
自己啓発本を色々読んでいると、
成功者になるためには質問力が大切です!!
みたいな文言をよく目にします。
確かにその通りで、
どうして自分はダメなんだろう?
と問いかけるよりも、
どうすれば今の自分より良くなるの?
と問いかけた方がプラスに考えられるのは当然だと思います。
そんなふうな質問力を保育にもっと取り入れるべきだと思います。
某保育施設(自分の職場ですけど)の話になりますが、
「A君はどうして友達にいじわるばかりするんだろ?」
「B君はどうして給食を食べないんだろう?」
などといった問いかけばかりする職員がいます。
もちろんその問いの答えは、
「お母さんがA君の思いに応えてあげていないから。」
「好き嫌いが多いうえに家ではお菓子を食べているから。」
そんなマイナスな事ばかりが出てきます。当たり前ですよね。
自己啓発本でいう、
どうして自分はダメなんだろう?
というマイナスな質問をしてしまってるんだから。
それよりも、保育士は
「どうすればA君が友達と仲良く遊べるようになるか?」
「どうすればB君が喜んで給食を食べるようになるのか?」
というプラスの方向の質問をしなきゃいけないと思います。
そうすればおのずと子どもへの援助や促しの方向性や、
保護者に対してどんな支援や援助をしていくべきななのかが思いつくはです。
育てたように子は育つ
そんな言葉をよく耳にしますが、
自分はその育て方の本質は保育者(保護者や保育士)がその子どもをどう捉え、どんな問いかけをして行動に移していくのかなんだと思ってます。
もちろん子どもの現実から目をそらすような捉え方は問題がありますが、
少なくとも子どもの成長を信じ、子どもにとってプラスになるような捉え方をするべきです。
そのためにもプラスの質問を保育者は意識して自分に(または子どもに)投げかけた方がいいと思います。
保育にも質問力大切です!!
自己啓発本も意外と保育に役に経つもんです。