なぐりがきノート

保育士。昨日より今日は素晴らしい。

子どもに将来の夢を語らせることについて。

どこかのニュースサイトで

小さい子どもに将来の夢(職業)を人前で発表させる機会をつくるのは日本独特な文化らしいよ。

みたいな内容の記事を読みました。
その記事の真意はさておき、自分の職場でも確かに大きい行事なんかで年長児に夢を発表させてるなぁと思いまして。

そして、読んだ記事には、こうも書いてました。

小さい頃に夢(職業)を人前で語らせることは、その子どもの将来の視野を狭めることにつながる可能性がある。
からヨーロッパとかではそんなことはしないらしいよ

うーん。なるほど確かに。

例えば年長児。彼らは生まれてまだ5年か6年。
その間に見聞きする職業なんてたかがしれているはずです。
まして一昔前と違って職業が多種多様化している現在。
それなのに、子どもの数少ない知識から将来の夢(職業)を選ばせるのは多くの子どもにとっては無理というか無茶。
そんな将来の夢を語らせる機会を与える前に、まずは世界にはどんな職業があるのかを知れる機会を与えるだよね。

と、いろいろと考えさせられました。

子ども前に立つ者として、できる限り子どもの未来を大人の都合で狭めるようなことはしちゃいけないです。
保育者として思わず襟を正された記事でした。