あそびについて考える。揺らぎとバランス。
- 作者: 河崎道夫
- 出版社/メーカー: ひとなる書房
- 発売日: 1994/05
- メディア: 単行本
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今日、読んだこの本。子どもの“あそび”について考察している本で、とても面白く、とても勉強になりました。
著者いわく、子どものあそびを考える時に、
揺らぎとバランスがキーワードになるとのことでした。
例えば、
自分と相手
ルールを守ることとずるをすること
現実と非現実
日常と非日常
自分自身と役を演じている自分
そういった、相対する事象の間で揺れ動く感情や環境があそびの面白さや楽しさをつくり、そのバランスをとることで、あそびが充実し、広がっていく。とのことでした。
正直、子どものあそびについてそこまで深く考えたことなんてありませんでした。
たかがあそび。されどあそび。
保育士をしてて思うのは、本当に子どもはあそびの天才だということ。
時に子どもは、大人のものさしでは対応できないようなあそびを考えついたりもします。
そんな時、つい大人の枠にはめこもうとしてしまっていたような気がします。
でも、そうすることであそびが人がる機会を奪っていたのかもしれない。
この本を読んで色々と反省させられました。
明日からの保育では、子どものあそびぶ様子をじっくり観察するところから始め、
子どもがもっと遊びを広げられるような援助や促し、あるいは見守りをしていきたいと思いました。
そして、自分自身もっとあそびを楽しもうと思います!!
lego big morl “バランス”